レーザー治療

白内障術後のレーザー治療

 白内障の手術後に、眼内レンズを固定している水晶体の袋の部分に濁りが出ることで視力が低下する「後発白内障」という病気が起こることがあります。濁りが強く、見えにくさを感じる方には、ヤグレーザーという特殊な装置で濁りを取り除く処置を行います。痛みはほとんどなく、1~2分ほどの照射で治療が完了し、多くの方が翌日には再びはっきりと見えるようになります。


 白内障手術を受けてしばらく経ってから、目の前がかすむような症状が見られた時には、後発白内障を起こしている可能性があります。治療が可能ですので、お気軽にご相談ください。

緑内障のレーザー治療

 点眼で効果が出ない緑内障の方に、レーザー治療を行う場合があります。
閉塞隅角緑内障の方には、虹彩と呼ばれる茶目の部分に小さな穴を開けて、房水が流れるバイパスを作る治療を行います。急性緑内障発作の予防にも効果的です。開放隅角緑内障の方には、隅角の端にレーザーを当てて隅角の通りを良くするALTという治療を行います。いずれの方法も3~4分ほどで終わり、治療後の注意点も特にありません。患者様の身体に負担をかけずに高い効果を見込める良い治療法です。


 緑内障のタイプによって、レーザー治療が有効な場合と、適さない場合がありますので、まずは医師へご相談ください。

網膜疾患のレーザー治療

 眼球の奥側の壁を覆う薄く透明な組織を網膜と呼びますが、網膜の静脈がつまって出血を起こす網膜静脈閉塞症や、膜の部分に裂け目が入ってしまう網膜裂孔などの病気では、レーザーによる治療が効果的です。糖尿病の方に起こりやすい糖尿病網膜症にも、当クリニックで導入している最新のレーザー機器を使って治療を行います

みわ眼科で使用しているレーザー機器

 当クリニックで導入しているパターンスキャンレーザーというレーザー機器は、短時間で多数のレーザースポット照射を行うことが可能な最新式の網膜光凝固装置です。主に網膜裂孔や糖尿病網膜症など、網膜に関係する病気の治療に使用しています。以前は人によっては10分ほどかかっていた治療が2~3分で終わるようになり、痛みも軽減されているため、患者様の身体的な負担が少なくなりました。レーザー治療には多少の痛みが伴いますが、点眼麻酔を用いてできるだけ痛みを抑えて行っています。

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